東日本大震災に関して
去る3月11日の東日本大震災において被災された皆様に謹んでお見舞い申し上げます。また、震災にて亡くなられた方々に心よりご冥福をお祈りいたします。
震災によって今現在も日本は福島原子力発電所の事故禍を被り、予断を許さない状況です。また電力供給不足による停電も引き続き問題となっております。
この未曽有の災害に、取引先ならびに関係者の皆様におかれましては、通常業務だけでなく日常生活にも支障が生じている場合もあろうかと存じます。謹んでお見舞い申し上げます。
なお私どもCRAZYのメンバーはこの震災で大きな被害に遭うことはなく、順次通常業務に戻っております。節電等諸般の事情を鑑み、当面の間、業務上必要な連絡以外は控えさせていただいておりますが、電話・Eメール・FAX等による通信ならびに事務所は平常時の状態を保っておりますので、ご連絡・ご相談・お問い合わせ等につきましては、平常時同様にご対応いただければ幸いです。
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CRAZYといたしましては、今回の震災ならびに原発事故禍、大停電は、日本社会、日本経済の根幹を揺るがす大きな事件であると捉えております。家がない、毛布がない、衣服がない、食料がない、水がない、火がない、電気がないといった衣食住にも事欠く人々が続出している中で、私どもの業務分野である出版関連コンテンツは非常に無力であると感じざるを得ません。
しかしながらそうした状況から人々が未来に向かって立ち上がるときに、冷えた心を再び温めるものとして、出版関連コンテンツは大いに役立つと考えております。今現在こうした状況であるからこそ、私どもは、事業コンセプトとさせていただいている「読む人の心に、小さな“宝”を残す」に立ち返り、それを体現するような出版関連コンテンツを生み出すことに全力を注がなければならないと決意を新たにしております。
被災された皆様ならびに震災に影響を受けているすべての皆様の心に、小さな“宝”を届けることができるよう、微力ながら努力していく所存です。
CRAZY 野上勇人 東原寛明